ずっと前からトリプルで天候始動ポケモンなしのスタンパを組みたいと思っていたのですが、やっとこの条件を満たすいいPTができたので紹介。
スタンパは相手にあわせて展開していくものだそうなので、組むときに自分の勝ち筋を押し出すことより相手の勝ち筋を抑えることを強く意識してみた。
このPTで大きな目標であったトリプルレート2000も達成できたので割と完成度はあると思っています。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ギャラドス | たきのぼり | おんがえし | でんじは | ちょうはつ | オボンのみ | いかく |
ガブリアス | ドラゴンクロー | じしん | ほえる | まもる | いのちのたま | すながくれ |
ルカリオ | はどうだん | あくのはどう | いやしのはどう | このゆびとまれ | きあいのタスキ | せいしんりょく |
ロトム草 | リーフストーム | 10まんボルト | ボルトチェンジ | トリック | こだわりスカーフ | ふゆう |
ヒードラン | ふんか | ねっぷう | だいちのちから | まもる | ほのおのジュエル | もらいび |
クレセリア | サイコショック | こごえるかぜ | でんじは | トリックルーム | エスパージュエル | ふゆう |
・ギャラドス 201-152-102-×-141-117 しんちょう H244 A52 B20 D68 S124
威嚇電磁波で場を作る役。タイプ、特性、種族値配分上どの天候パに対しても安定して戦えるスタンパにとって非常にありがたいポケモン。配分は滝登りでグロスのコメット耐えバンギを確定二発、サザンドラの補正あり眼鏡流星群耐え、Sは準速バンギ抜き抜き抜き抜きもとい味方のヒードラン+1。この辺のS設定にしておけば初手でバンギノオーやカポと対面した時に特性の発動順で相手の配分が見分けられやすく便利。滝登り電磁波挑発は特に言うことなし、恩返しは主に対雨で殴りにいくため。電気岩ポケがいない雨パなど普通にいるため電磁波を巻き終わってもギャラが残っていることが多かったのでこの選択はよかった。等倍相手に打つならエッジより威力命中PP面で優秀でもある。守る切ったのは守るシーンは積極的に引いて威嚇を回したい、そもそも電気技が飛んでくる可能性がないことも多く動く事が大半などの理由から。
・ガブリアス 183-182-116-×-105-169 ようき A252 B4 S252
一応PTのエース。主に晴れと砂を見ている。広い攻撃範囲を最大限に活かす為打ち分け可能で最大打点を出せる珠を選択。種族値、タイプのおかげで耐久は振らなくても十分なためやはり攻撃範囲が活きるASを選択。S補正はこのメンツでサザンに抜かれる可能性があるのはキツすぎるので切れなかった。技はありきたりなもの、ほえるはいつも通りの滅びパ、トリル始動対策(キリッ 岩雪崩入れてたこともあったけど全く打つ機会が無かったのでコチラのほうが断然優秀。
・ルカリオ 145-×-91-167-90-156 おくびょう B4 C252 S252
スタンパをトリプルで組もうとすると叩きパが異様に辛い。なぜならあらゆるPTに対応するを求める故高種族値で固めることを強いられ、その結果猫騙しやワイドガードなどの補助要素が採用しづらく、天候エースのような爆発的火力と素早さを出せるポケモンも使えないからである。それを無理やり解決する役割がルカリオ。怯まないタスキ持ちのこの指止まれは中央に置くことによりエルフテラキの初手に対してまず叩きの成功を許さない。なのでこの子で初手叩きを封じてるうちにトリルなり電磁波を絡めて戦っていく。対叩き以外にもタスキこの指は非常に便利で、攻撃面も格闘+悪の広い範囲と端まで届くのもあって腐るシーンが少なく、癒しの波動は前述の通り自軍は高種族値、高耐久ポケモンで固めてあるため打ちやすい。
・ロトム草 135-×-128-165-128-135 ひかえめ H76 B4 C196 D4 S228
雨、砂を見る役。S操作ギミックこそ豊富にあるがPT全体が中速気味だったので素で速いポケモンが欲しくスカーフで採用。臆病ならスカーフキッスやシャンデラ、ドーブルを抜けるわけだが逆に言うとこれぐらいしかいないため火力を取ってひかえめにした。火力はリフストでH252ブルン、10万でSを少し切って耐久に回したクロバなどが確一。PTに耐性、耐久の良いポケモンが多く受け回しやすいためボルチェン、トリックはギミック重視のPTに対して強力なので採用。
・ヒードラン 167-×-126-200-126-116 れいせい H4 C252 S252
霰、晴れを見る役。この二つに対して相当強いので特に対霰はコイツに一任している感がある。故にそれにマッチした時は大切にしよう。配分は思考停止CS。噴火ドランなので冷静固定だがこご風トリルがあるのでこの微妙なSでも使いやすい。ギャラとS実値が1しか違わないのでギャラとカポが対峙した時の威嚇順でカポがドランより速いかどうかもついでに区別できるのが非常に便利。(同速は知らん)技はSギミック豊富なので上を取ると強い噴火、体力が削れた後も打てる熱風、対霰を見てよく入っているであろうもらい火持ちに刺さる大地を選択。噴火ドランじゃなく普通のドランでSをもっと上げればこご風とのシナジーも上がる、技もワイガ避けれる文字放射や挑発、波動技が使えるので選択だと思われる。
・クレセリア 227-×-140-135-155-105 ひかえめ H252 C220 D36
安定した耐久にモノを言わせてあらゆるPTに対して仕事をしてもらう。控えめでCも大量に振ったのは耐久に振ってまでS操作などの役割を重視することにそこまで重要性を感じなかったからである。そもそも素で相当硬いのもある。クレセリアだからといって放置してこようものならば儲けモノ。配分はジュエルショックでH252B4カポエラー確一、補正ありシャンデラのジュエルシャドボ耐え。持ち物はPTがカポエラー辛めなのでエスパージュエルを選択、技はショック、PTで少なめな龍への打点を得る、S操作や全体技であることかられいビではなくこご風を採用、主にトリパ相手に返すため、状況によっては中速を活かして自分から打つトリル、最後の技は色々使って試したが電磁波が一番便利と感じたためこれを選択。壁や手助け、神秘の守りや日本晴れも良いと思われる。
これ以外にも似たような形のスタンパを試行錯誤したわけですが、スタンパを本格的に使ってみてやはりトリプルで天候パに対して常に天候を譲りながら戦うというのは厳しい物があるのを感じました。
故にこの完成形は天候パに対して強いポケモンで固めるのを強く意識し、叩きやトリル、その他害悪などに対してもある程度は戦えるようにできたと思うので満足してます。
トリプルではダブルと違いS操作が電磁波主体のPTがあまりいません(電磁波を一体一体に打つより追い風やトリルしたほうが一ターンに得れるアドが大きい為)が、このPTのおかげでPT構成によっては電磁波軸も十分強いのを再認識できました。永続である、S1/4と下げ幅が大きい、行動不能の確立があるなどの他にない利点を活かしてあげるのが重要。
先発は相手にあわせて色々投げれるが、ルカリオorロトム+クレセリアギャラドスあたりが先発で投げやすい。この辺で電磁波を撒いて場を作って後ろからガブドランが暴れるのが理想。ちなみに対叩きは必ずルカリオを中央に投げましょう。投げないと終わります。
では今回はこの辺で この記事が少しでも参考になれば幸いです。