バンギランド(霊獣)

勝利には2つある 攻撃を受ける前に潰しきる勝利と、受け回して削りきる勝利クマ。(ネタが分かった人はお友達になりましょう)

というわけで今回は受け回しをコンセプトに組んでみました。私の構築は大体前者の上から潰すコンセプトが多いので後者の方もたまにはということで。
受け回しをコンセプトにするにあたり耐性耐久が優秀なポケモンを集めそれでいて全体的相性補完が良くなるのを目指した。
レート1730あたりから使い始めて無敗で1851まであがったので結構信用できる構築だと思います。



ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ヤドキング ねっとう サイコキネシス かえんほうしゃ トリックルーム オボンのみ さいせいりょく
ハッサム バレットパンチ とんぼがえり ばかぢから つばめがえし こだわりハチマキ テクニシャン
バンギラス いわなだれ かみくだく けたぐり まもる くろいてっきゅう すなおこし
ラティアス りゅうせいぐん りゅうのはどう サイコキネシス トリック こだわりメガネ ふゆう
ナットレイ パワーウィップ ジャイロボール みがわり まもる たべのこし てつのトゲ
霊獣ランド だいちのちから めざめるパワー飛行 とんぼがえり まもる じめんのジュエル いかく

ヤドキング 201-×-106-136-156-31 なまいき H244 B44 C124 D92(あまり4) 最遅
バンギランドを組む上でまず問題になるのが対雨パ。というわけで雨に強い高耐久水耐性+トリル役として採用。この条件なら水を無効までできるブルンゲルのが優秀だが水格闘草あたりへの打点の違いや遅い素早さをかってこちらを採用。
配分は昔のユキトドに入れていた眼鏡ヤドキングのものをそのまま使用。そこそこ火力で殴れる範囲が広く耐久が高い便利なトリル起動役としてとても使いやすい。
耐性や特性も優秀でナットレイハッサムとの縦の相性、受け回し重視なことや蜻蛉使い二体との再生力のシナジーなどうまく噛み合っている。
持ち物はトリパ寄りの展開が多い割には唯一のトリル起動役ということで延命策のオボン。一度HPが赤ゲージまでいってもオボン+再生力で次の繰り出しが容易にできるのは素晴らしいの一言。

ハッサム  177-198-123-×-100-63 ゆうかん H252 A236 B20 最遅
このPTのエース。エースでありながら一応鋼枠でもあるのでナットレイの手が空いてない時の鋼枠として受け回しに一応参加できる。が、結構脆いので基本はトリルを打ってから無償降臨や縦の相性がいいポケモンの裏から投げるのが理想。
受け回しを重視して組んだだけに交代先豊富な先制鉢巻蜻蛉が非常に強い。蜻蛉でかき乱してトリルが切れたら最後はバレットで掃除もこなすイケメン。
技はバレット蜻蛉が確定、格闘に刺さり単純に高火力で端まで届くのが強いつばめがえし、最後に少し重めのナットレイトドゼルガあたりに刺す馬鹿力を選択。
配分はH全振りからAをH252テラキオンへの最低ダメージ乱数が252の時と変わらない236にして残りをBに回した。

バンギラス 207-202-133-×-120-59 ゆうかん H252 A236 B20 最遅
受け回し中心のPTにおける神。個人的に綺麗な受け回しするならコイツが必須級だと思う。超絶特殊耐久に天候要素までPTに与えてくれる文句なしのイケメン。
内容は配分も技構成もよくある鉄球バンギラス。鉄球の理由は雨に対してアスを初手に投げていきたい事と単純にトリル下での制圧力をあげるため。
Aを削って耐久に多く配分してもよさそうだが負けん気トルネロスが重いので無振りトルネに対するダブルダメ雪崩の乱数を出来るだけ下げないAガン振り。

ラティアス 175-×-111-142-151-178 おくびょう H156 B4 C92 D4 S252
兄より硬く受け回しに向いた妹を採用。配分もある程度耐久に振っている。配分自体はダブルで有名なハバンラティアスのものをそのまま使わしてもらっているが眼鏡でも綺麗なラインがでていた。
H252テラキオンが眼鏡サイキネで確殺、眼鏡龍波で臆病シャンデラのシャドボ確定耐えラティオスが確殺、陽気トルネのジュエルアクロ確定耐え、控えめグドラの珠龍波確定耐えなど。
技は龍波サイキネが確定、最大打点で削りに使える流星群、最後にPTがギミックパに対する妨害手段に乏しかったのでトリック。

ナットレイ 181-122-156-×-171-22 なまいき H252 A60 B36 D156(あまり4) 最遅
バンギランドの重い雨を見る枠その2。高耐久高耐性ポケでありながらもかなりの打点を持ち合わせる点が非常によろしい。
配分はHD方面が臆病眼鏡グドラのダブルダメ雨濁流を身代わりが耐える調整。残りを適当にAとBに分けた。
技構成はウィップ守るが確定、非常に打てるタイミングが多く残れば行動に保険がかけれる身代わり、最後の枠に最初は宿り木を入れていたが宿り木を打つより圧倒的に攻撃で削りたい場面が多かったので範囲を広げるジャイロにした。

・霊獣ランド 175-148-113-139-104-157 おくびょう H88 B24 C112 D32 S252(UUUUUV個体)
砂パに非常に大きな圧力をかけれるBW2の新要素。砂パが重い時の補完役としてとても入れやすい。が、物理型だとメイン技の地震が打ちにくいPTの場合いくら相性補完が綺麗でも実際だと微妙になってしまう。というわけで味方がほとんど浮いていないこのPTでは特殊型で採用。
配分はジュエル大地でH252D4グロス確殺、ラティオスの珠流星耐えカポエラーをめざ飛で確2、B方面がA補正なしA4振りノオーのジュエル礫耐え、D方面が控えめサザンの流星群耐え。
技構成は大地めざ飛守るを確定、ラストの枠にA下降補正ながらもある程度の削りを入れながら交代できる蜻蛉返り。ここは毒々でも面白いと思います。


先発例(大体こんな感じになるってだけで相手のメンツによっては変えないといけないこともあったり要するに目安)
orって書いてるので左にいる方はどっちかって言うとこっちのほうが出しやすいかなって方

対晴れ
 + 中央or + 端

対雨
 + 中央 + 端

対砂
 + 中央 + 端

対霰
 + 中央or + 端or

対叩き
 + 中央 + 端

対トリパ
or + 中央 + 端

対滅び
 + 中央 + 端 


ヤドキングの画像はこれでいこうと前から決めてました( 今皆さんの手元にハマちゃんのヤドキングはありますか…?w

基本的な立ち回りはヤドキングFCランドラティアスを並べてランドとアスが一発削りながらトリルを打って後ろの鈍足組に回してトリルが切れる頃にまたアスとランドが上から殴るような形が理想。
受け回し主体のPTを使って個人的に感じたことですが、目先のアドにすぐ飛びつくよりかは受けれそうなところにはきっちり半減以下をどんどん投げていくほうが強いです。
後は個々の性能がどれも高く詰ませ性能があるポケモン達ですので最終的に誰で詰ますのが一番有効か、そのためには優先的に相手のどのポケモンを削るのがいいかを意識すると戦いやすいと思います。

では今回はこの辺で。 少しでも参考になれば幸いです。